釣った魚の持ち帰りに失敗|バケツ落下・脱走の原因と対策(実体験)

釣行記

どうも!手探りアングラーKです。

釣り上げた獲物が、帰る頃には消えていた――。そんなことが、本当に起きました。

原因は、バケツの落下。複数の見落としが重なり、気づいたときには手遅れでした。釣るところまでは上手くいっていたのに、最後の最後で全てが台無し。正直、かなり堪えました。

ただ、こうした失敗は今回が初めてではありません。以前の釣行でも、釣り上げたタコをバケツに入れていたにも関わらず、気づけば脱走されていたことがあります。

▶ タコが脱走した話はコチラ

そして今回も、別の形でやらかしました。

持ち帰りの失敗は、誰にでも起こり得る。今回はこの実体験をもとに、バケツ落下や脱走といったトラブルの原因と対策を整理していきます。

タコエギングのリベンジへ

前回、釣り上げたタコに脱走されたことが悔し過ぎて、リベンジ釣行に繰り出しました。

装備は前回釣行と同じです。

▶ 前回釣行はコチラ(商品リンクあり)

  • 適合ウェイトMax40gのロックフィッシュ用ロッド
  • 4号のPEライン+35lbのリーダー
  • 2.5号のタコエギ(今回もイタリアカラーを準備)

家族が寝静まった頃に家を出て、前回と同じポイントに向かいました。

幸先よくタコがヒット

この日は、満潮に近いタイミングだった。

早速、前回ヒットした実績のあるイタリアカラーのタコエギをセットし、海底をトントン叩くようにして、深みを丁寧に探っていく。

開始から30分くらい経過。その日は人が少なかったので、可能な範囲で横移動しながら、足場から1〜1.5mほどのところを探っていたところ、タコエギを底に沈めたと同時に根掛かり。

「何だよ~」と思いながら、引っ張ったり緩めたりして粘っていると、重みを維持したまま「フワッ」と浮きあがった。

きたー!

前回釣行と同じ、タコがヒットしたときのパターンである。

引き上げてみると、やはりタコがいた!しかも、前回よりも大きい。かなりの良型である。ひとまず、無事リベンジが成功したことに安堵した。

脱走対策は万全

前回の脱走劇の教訓を活かし、今回は100均で購入した洗濯ネットを持参。

タコをネットに入れ、更に蓋付きバケツへ。チャックも念入りに確認し、海にドボン。

その後、2匹目のタコをGETし、同じようにネットに入れてから海にドボン。

少し時間が経ってから引き上げてみると、バケツの中には2匹のタコの存在が確認できる。これで今回は大丈夫――そう思っていた。

しばらくして、タコエギを全てロスト。狙いをアジに切り替え、2時間ほど遊ぶもアタリ無し。

既に本命のタコを2匹もキープしているため、ここで納竿。「さて、そろそろ帰るか」とばかりに、意気揚々とバケツを回収しにいった。

悪夢、再び…

ここで、妙な違和感に気づく。

海面に浮いているはずのバケツが見当たらない。一瞬、「潮で見えにくいだけか?」と思った。
だが、近づいた瞬間、背筋が冷えた。

――ない!

嫌な予感がしていたものが、現実になった。

バケツがない!

バケツの紐が切れている!

状況を見て、何が起こったかを瞬時に理解した。

アジングをしていたときに潮が引き、緩めていたバケツの紐が次第にピンと張った状態になり、更に、波に揺られて紐が足場の角にこすり付けられ、遂には切れてしまったのだ。

平静を装いながらも、心の中はパニック状態。

適当なルアーにオモリをつけ、バケツが沈んだであろう場所に沈めて引っ掛けようとしてみたが、よく考えると、水が満杯になったバケツを引き上げられるわけもない。普通に根掛かりロストし、万策尽きた。

放心状態で帰宅

デジャヴである。

つい1〜2週間ほど前、釣り上げたタコを持ち帰れない経験をした後に、またしても、やらかし…

あの沈んだタコはどうなるのだろうか。釣行前は脱走させたくなくて洗濯ネットまで用意したが、帰りの車のなかでは、無事に脱走してほしい気持ちで一杯だった。

どうか化けて出ませんように…

一度の釣行でのタコエギ消費も多く、心が折れたので、この年のタコエギングは断念することに。

ただ、この失敗は明らかに防げたものだった。

バケツ落下・脱走の主な原因

今回のトラブルは偶然ではなく、いくつかの見落としが重なった結果でした。まずは、実体験ベースで「何が悪かったのか」を整理します。

  • 潮位変化を考慮していなかった

引き潮で水面が下がると、バケツの紐がピンと張った状態になります。結果、テンション+摩擦で切断リスクが増大します。

  • 紐の強度不足

付属の細い紐は意外と弱く、濡れたり、長期間の使用で劣化しているケースも多いです。

  • 足場との“擦れ”を軽視

堤防などでは、多くの場合、岸壁の角はコンクリートになりますが、波で揺れるとノコギリ状態になり、切断の直接要因となります。

  • 活かしバケツへの過信

活かしバケツでは管理が雑になりがち。今回は脱走対策をしても「落下」には無力だということが分かりました。

再発防止のための具体的対策

同じ失敗を繰り返さないために、実践できる対策をまとめました。どれも簡単ですが、効果は大きいです。

  • 紐は“太くて強いもの”を

活かしバケツの紐は似たり寄ったりであり、多重にするというのも、やり過ぎ感があって難しいとは思います。ただ、最低限、購入する際に強度にも気を配ることと、劣化していないかのチェックくらいはやることをお勧めします。

  • 潮位変化を見越して“余裕を持たせる”

釣りに集中していると、しょっちゅうバケツをチェックするのも難しいので、潮位の変化を見越して、多少余裕を持った長さにしておいた方が良いと思われます。

  • 接触部分に対策を入れる

岸壁と接触する部分にクッションとなる布状のものを巻くのがベターですが、結構大変だし、位置ズレが発生する可能性もあります。やはり、そもそも岸壁の角との摩擦が生じないように設置するのが一番です。

  • 定期的に確認する(超重要)

「多分大丈夫だろう」が一番危険です。30分〜1時間に一度くらいはチェックすることをお勧めします。今回も、それくらいの頻度でチェックしていれば、紐が切れる前に異変に気づけた可能性が高いです。

  • “締める判断”もアリ

手返しが命のアジングなどは致し方ないですが、タコのように、時合に強く影響されない釣りであれば、活かしに拘らず、すぐに締めてクーラーに入れてしまうのが確実です。

手探りアングラーの教訓(タコ編)

釣った魚を持ち帰るまでが釣りである

釣る技術だけでなく、「管理」も釣果の一部であることを痛感しました。

今回は完全に“油断負け”であり、ちょっとした対策で防げる事故でした。


今でも、ふと、沈んだタコを思い浮かべてしまうことがあります。

何故か狭いネットの中に放り込まれて再び海に放たれたタコ。同じことをされたら相当なストレスでしょう。

この年は心折れてしまいましたが、いつか、タコエギングでリベンジしたいと思います。それが、沈んだタコの供養になると信じて…

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